総合ディスカウントストアのドンキホーテでは、印象に残りやすいドンドンドン~♪でお馴染みの店内BGMが流れていますが、最近新しい歌詞になった?との声があり、実際にはどうなのでしょうか。
結論から言うと、ドンキホーテの歌には新しい歌詞のカバー曲が4種類あり、それぞれ歌っている歌手が違ったりメロディーが少し変化しているといった特徴があります。
当記事では、ドンキホーテ店内の音楽について複数ある歌詞をご紹介するほか、作曲された経緯や特徴についてもご紹介していきます。
目次
ドンキホーテ店内BGMはドンドンドン~♪でお馴染み「ミラクルショッピング」
ドンキホーテ店内で流れているドンドンドン~♪でお馴染みのBGMは「ミラクルショッピング」という名前で、長い間ドンキホーテの歌として親しまれています。
1998年に発表されたこの曲は現在も店内BGMとしてほとんどの店舗で流されており、ドンキホーテに行ったことのある方は一度は耳にしているため、ある種の国民的音楽とも言えるでしょう。
ミラクルショッピングが発表された同時期にはマスコットキャラクター「ドンペン」も登場し、店内BGMとともにドンキホーテの人気が高まるきっかけとなりました。
「ミラクルショッピング」には新しい歌詞のカバー曲が数種類ある
ドンキホーテの歌として今や国民的音楽になっている「ミラクルショッピング」ですが、現在は新しい歌詞が採用されたカバー曲も複数存在しています。
印象的なメロディーはどのカバー曲も共通しているものの、歌詞は時代や客層に合わせた内容に変わっており、ドンキホーテの歌が新しい歌詞になっていると思われるのはそのためです。
外国人観光客へ向けた英語歌詞のカバー曲などもあるので、ミラクルショッピングの認知度は国内だけではなく、世界中に広まっていると言えるでしょう。
ドンキホーテ店内BGM「ミラクルショッピング」の歌詞5種類をご紹介
ここまで、ドンドンドン~♪でお馴染みのドンキホーテの店内BGMには、新しい歌詞のカバー曲が数種類あることをご紹介してきました。
数種類の新しいカバー曲はそれぞれ歌っている歌手が違ったり、メロディーが少し違ったりといった特徴があり、それぞれの特徴について知ることでドンキホーテの歌をより楽しめます。
ここでは、ドンキホーテ店内BGM「ミラクルショッピング」5種類の歌詞の特徴や違いをご紹介していきます。
歌詞①:Miracle Shopping~ドン.キホーテのテーマ~
ドンキホーテ店内BGM「ミラクルショッピング」の歌詞1種類目は、オリジナルで馴染みが深い「Miracle Shopping~ドン.キホーテのテーマ~」です。
Miracle Shopping~ドン.キホーテのテーマ~は作詞作曲・歌唱の全てを田中マイミさんが行っており、耳に馴染みやすいドンドンドン~♪というフレーズが国民的音楽となっています。
歌詞には「激安ジャングル」「気分は宝探しだね」といった、ドンキホーテで買い物をするワクワク感や楽しさが歌われています。
歌詞②:ミラクルショッピング~恋に落ちて~
ドンキホーテ店内BGM「ミラクルショッピング」の歌詞2種類目は、ドンキホーテで恋に落ちる様子を描いた「ミラクルショッピング~恋に落ちて~」です。
ミラクルショッピング~恋に落ちて~は女性ボーカルユニット「RSP」によって歌唱されており、オリジナルとは180度違った恋愛ソングになっていることが特徴です。
歌詞では新生活を始めた女の子がドンキホーテのレジ店員さんに恋をする様子が歌われており、同じような状況に共感した方も多いのではないでしょうか。
歌詞③:ミラクルショッピング~ドン・キホーテのテーマ~
ドンキホーテ店内BGM「ミラクルショッピング」の歌詞3種類目は、現代音楽らしいメロディーが特徴の「ミラクルショッピング~ドン・キホーテのテーマ~」です。
ミラクルショッピング~ドン・キホーテのテーマ~は「エドガー・サリヴァン」というバンドが歌唱しており、歌詞はオリジナルのままの部分が多いものの、現代らしさのある新しいメロディーに変わっています。
特に、途中のラップパートはオリジナルとはかなり違った印象に仕上がっているので、店内で流れていて何か変わった?と感じた方は多いでしょう。
歌詞④:Miracle Shopping シン・ドン・キホーテのテーマ
ドンキホーテ店内BGM「ミラクルショッピング」の歌詞4種類目は、HIPHOPグループ「半熟卵っち」とコラボした「Miracle Shopping シン・ドン・キホーテのテーマ」です。
半熟卵っちとは、ギャル向け雑誌eggの専属モデルで構成されたHIPHOPグループであり、現在テレビで活躍しているゆうちゃみさんなどが所属しています。
歌詞には「コスパも最強」「いつメン」など比較的最近の言葉が多く使われており、若い女性からも共感されやすい人気の歌詞となっています。
歌詞⑤:Miracle Shopping(English Don Don Donki Version)
ドンキホーテ店内BGM「ミラクルショッピング」の歌詞5種類目は、海外のドンキホーテ店舗などで流れている「Miracle Shopping(English Don Don Donki Version)」です。
Miracle Shopping(English Don Don Donki Version)ではボーカリストオーディションが行われ、数多くの応募の中から選び抜かれたボーカリストの方が歌唱を担当しています。
日本で馴染み深いドンドンドン~♪というメロディーはそのままに、海外の人でも雰囲気を理解しやすい英語歌詞にアレンジされており、ドンキホーテが海外に広まるきっかけにもなりました。
ドンキホーテ店内BGM「ミラクルショッピング」の作曲の経緯や特徴を解説
ここまで、ドンキホーテの店内BGMにはオリジナルを含んで5種類の歌詞があることと、それぞれの歌詞の特徴についてもご紹介してきました。
ミラクルショッピングは今やドンキホーテの歌として国民的音楽となっていますが、作曲された経緯やなぜ国民的音楽になるまで知られたのかが気になる方も多いでしょう。
ここではドンキホーテ店内BGM「ミラクルショッピング」の作曲の経緯や、歌詞の特徴について解説していきます。
店内BGMを生み出したのは「伝説のバイト」田中マイミさん
ドンキホーテの店内BGM「ミラクルショッピング」を生み出したのは、アルバイトとしてドンキホーテで働いていた田中マイミさんです。
田中マイミさんは作曲家として活動しながら生活費を稼ぐためにドンキホーテでアルバイトを始め、ジャングルのようなディスプレイや派手なPOPなど、現在のドンキホーテの基軸となる販売システムを構築しました。
売上の大幅アップに貢献したことから「伝説のバイト」と呼ばれており、創業者の安田隆夫に誘われる形で正社員となった後にミラクルショッピングを作曲しています。
ドンキホーテの店内BGMは性別問わず歌いやすく覚えやすい
ドンキホーテの店内BGM「ミラクルショッピング」は性別を問わず歌いやすいことに加えて、つい口ずさんでしまうようなフレーズが散りばめられているため、歌詞を覚えやすいことも特徴です。
田中マイミさんは「買い物かごを持って歩いていても違和感のないテンポを目指し、作曲は歩きながら行った」と語っており、ミラクルショッピングは高揚感が生み出されるメロディーに仕上がっています。
「ボリューム満点激安ジャングル」「真夜中過ぎても楽しいお店」などのドンキホーテの特徴を上手く表した歌詞も、ミラクルショッピングがドンキホーテの歌であることをより印象付けています。
ドンキホーテの店舗数が増えるに連れて国民的音楽となった
ドンキホーテの店内BGM「ミラクルショッピング」は、ドンキホーテ店舗数の拡大に伴い多くの人に認知されるようになり、国民的音楽となっていった経緯があります。
ミラクルショッピングが発表された当時はまだドンキホーテの店舗数は少なかったものの、店舗数が増えていく中でも店内BGMは変更されることなく流され続けました。
ドンキホーテの色を作り上げた社員である本人が作ったからこそ、ミラクルショッピングは他店の店内BGM以上にお客様から認知され、今では国民的音楽となりました。
ドンキホーテ店内BGMのオリジナル歌詞やカバーされた新しい歌詞の解説まとめ
当記事では、ドンキホーテで流れているBGMのいくつかある歌詞の特徴を解説するとともに、ミラクルショッピングが作曲された経緯をご紹介してきました。
ドンキホーテ店内BGM「ミラクルショッピング」は、ドンキホーテを作り上げてきた社員である田中マイミさんが作詞作曲しており、今や国民的音楽として知られる音楽となっています。
今後さらに新しい歌詞が登場する可能性もあるので、ドンキホーテに行った際にはぜひ店内BGMに耳を傾けてみてください。